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  • 03/29/00:09

05.08.23:19

ペグについてのアレコレ その1 ~角度編~ 


以前はペグは45度(張り綱に対し90度)で打つべしと言ってたよね。

けど最近は90度(地面に対し垂直)がいいって言われてるみたい。

なぜ変わったのか。

ヤフーの知恵袋なんかでもあったが、回答が私にはいまいちだったんで私なりの理論で説明してみる。


知恵袋では結局、45度だと強い力が加わった時に90度に引き起こされてしまうから、最初から90度にして動かないようにした方が良いっ的な感じだった。

張り綱(力の方向)を地面に対し45度に引くとすれば、その力の方向に対し90度になる45°でペグを打ち込めば最も強度は強いはずである。

だから以前はペグは45度で打つべしだったのである。

力学的には正解だ。

しかしこの理論は力のベクトルのみを考えた場合だ。

ペグの形状や地面の固さなどの実際の使用条件が加味されていない。




たとえば太さ5mmのピンペグを6mmの穴の開いたコンクリートにすっと挿したならばこの理論は当てはまる。

張り綱を掛けて、引っ張ってみて、45度で引いてるだけなら両方とも抜けることはないかも知れないが、風が巻いて下から煽るような場合も想定して、ちょと角度を変えたり、強弱を付けたりしたら、90度だと次第にずり上がり抜けてしまうだろう。

45度ならばまず抜けることはないだろう。

  


実際の45度の場合の問題は、なぜ45度だと引き起こされてしまうのかということだ。

それは地面が「柔らかい」場合、「ペグが細い」「ペグが短い」場合に起こりやすい。

地面が固く、幅の広いVペグや、40cmくらいの長いペグでは起こりにくい。

しかし、たとえ細く短いピンペグであっても先程の例のようにコンクリートの穴に挿した場合ならこんなことは起こらない。


なぜか。


土は基本的に柔らかく、そして崩れるからだ。

たとえば、長さ20cmのペグを半分の10cmだけ90度と45度で打ち込む。

そして張り綱の方向に力を加える。

地面にもよるが45度の方は簡単に土が崩れて起き上がり外れてしまうだろう。

ポイントは抜けるのではなく土が崩れて「外れる」のだ。

対して90度の方は45度の場合よりも力が必要だ。

上方に引っこ抜くなら割と簡単に抜けるが、斜め45度に力を加えて抜くとなるとちょっと大変だろう。

気合いを入れて力をこめると、穴が広がり抜けるはずだ。

ポイントは土が崩れるというよりも穴がちょっと広がって「抜ける」だ。

  

これが45度の場合と90度の場合の違いだ。

同じ外れるにしても内容が違う。

45度は「外れる」だが、90度は「抜ける」という表現になる。

つまり、同じ長さを打ち込んだとしても45度の場合地表付近では押えが効かないのだ。

張り綱を掛けて45度で頭の部分までしっかりと打ち込めば、張り綱に力を加えたところでそう簡単に外れることはないだろう。

しかし実際にそのペグを押えているのはペグ先端の方だけなのだ。

10cmで簡単に外れた事を考えると、だいたい地表から10cmくらいはほとんど効いていないと考えて良いのではないだろうか。

もちろん土の硬さ、状況にもよるだろうが。



着目すべきは土が崩れる方向だ。

45度の場合はペグよりも地表側にある土が、地表に向かって崩れる。

対して90度の方はペグよりも上方には土はなく崩れようがない。

よって90度の場合は土が「崩れる」のではなく「抜ける」になるのだ。

つまり45度で土が崩れる可能性と90度で抜ける可能性では、遙かに45度の土が崩れる可能性の方が高いだろう。

また、同じ長さのペグでも45度よりも90度の方がより深く挿すことになる。

だからペグは45度よりも90度が良いというのが私の見解となる。




といことでそろそろまとめてみる。

力学的には力の方向(張り綱)に対し90度で受ける45度が絶対的に正解なのである。

しかし、実際には土は崩れるものだから崩れやすい45度が正解とは言い切れなくなる。

そこで

・抜け防止には角度を付けた方が良い
 (理想は張り綱に対し90度(地面に対しては45くらい))

・土の崩れ防止には90度(地面に対し垂直)が良い

という相反することを考慮し、間を取って


70度前後が基本スタイル


というのが良いのではないかと思う。



まあ、70度くらいならば、抜け防止としてもそれなりに効果あるし、崩れ防止としても45度ほどではない。

基本スタイルというのは、あくまでも基本であって、土の硬さや、ペグの形状等、その時々によって臨機応変にという意味だ。


なんだ、結局はっきりしねーじゃんと言われてしまいそうだが、キャンプなんてそんなものだろう。

正解は状況により変わるものだから、確定したことなんて私ごときには言えないのである。


まあつまりは、ごたくはいーから実践あるのみ。


私のいうことなんて

「なんかごたく並べてるヤツがいるぜ」

ぐらいに考えてとにかく実践して自分のテント、タープに最適になるような具合を探るべしである。



思いのほか長くなりすぎたので記事を分けるとする。

その2へつづく





その2(角度打ち編)へ進む

その3(形状編&最強ペグの座)へ進む


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04.30.20:26

川和自然公園キャンプ場

今年も入って参りました。

群馬県上野村。

4/28-4/29 の一泊ですが川和自然公園キャンプ場です。

こちらは何となくわが家のGW定番となっており、今年で4年連続GWに訪れてます。

実は今回のGWキャンプはちょっと行けないかとあきらめていたんですが、急遽行けることになり、前日の27日にダメ元で予約の電話を入れてみるとOKでした。

さらにその前日にとあるブログで発見したあるものがあり、コイツはイイと思い、27日の仕事帰りに早速わが家もデビューさせるべく購入です。

んで、例によって夏期限定の嫁を除いての娘2人を連れて3人でGOです。


今年はいつものサイトが埋まっていたので、4年目にして初めて違うサイトになりました。

いつもは下段の一番入口に近い所で、水場も近く目の前に桜も見れて気に入ってたんですが、今年は上段の一番奥となりました。



そしたらこちらのサイト、すぐそばに小さな水道が。

これは便利。

そして桜もあるじゃありませんか。

 

上段では一番おいしいポジションな気がします。

今年も花見キャンプとなりました。


ということで早速設営。


ムーンライト&ビッグタープもすっかり慣れたもので娘2人も要領を得てきて良く働いてくれます。

これも去年の体調不良で強行したキャンプの時に、動きの鈍い親父の変わりに危機感を持って手伝ってくれたおかげかも。

あの大変さも決してムダではなかったということか。

で、こんな感じに仕上がりました。

 

サイトの形状からここのキャンプ場ではタープはやっぱりこのWポールがすっきり収まります。

 

しかし、実は今回いつものテーブルを持ってきていません。

変わりに持ってきたのが実はコレ。



そう、冒頭で述べたあるものです。

そう、「ファイアテーブルNITORI」

こちらのページで見つけたものです。↓

http://campinggeek.naturum.ne.jp/e910604.html

すばらしい。

ジャストフィットです。

ネーミングもすばらしい。

ユニのオリジナルのやら、他社品でもやっぱりメーカーものは高い。

そんなこんなで手が出せなかったんですが、コイツなら約2000円で済みます。

こんなすばらしいものを発見してくれた方に感謝です。

さらに、センターの焚き火台の変わりに同じシリーズでセンターテーブルの変わりになるものもあるようなので、後で購入しようかと思います。

今回は前日の急ごしらえなので用意できませんでしたが、今回の使用感を踏まえ、上に木の板か本家の方のようにステンレスのパンチングプレートでも用意したいと思います。

で、焚き火はやっぱり星空の下だろうとタープの外に置いたんですが、そうすっと今回はいつものテーブルがないのでタープの下に置く物がない。

何も考えずにタープを建てたけど・・・

見上げれば青空。天気予報でも降るなんて言ってなかったし。

コイツは今回必要ねーな・・・

ちょっと思案した末、たたんじゃいました。

改めてこんな感じになりました。



シンプルですねー。

すっきりです。

ダルセパクトの時から接続タープは必ず使っていたから、今回は初のタープ無しキャンプです。

新たな境地を開いた感が。

写真でも分かるように娘が拾い集めてきた着火剤変わりの杉の葉が山になってます。

そんなにいらんて・・・

とまあ、火をおこして夕飯はBBQ。

嫁がいないので「野菜も食べろ」なんて野暮なことはいいません。

肉、肉、ベーコン、肉、ソーセージ、肉、肉、肉、ハム、肉、肉、肉・・・・・・

なBBQでした。

食後はそのまま恒例の焼きマシュマロを。

そのまま星空を見上げながら焚き火へ移行。

あまった、大量の杉の葉も投入して娘2人と語らいました。


翌日も朝食なんて作らず、購入した菓子パンですませてしまったおかげで洗い物もなし。

タープもなし。

撤収がとても楽でした。



おしまい。

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10.14.23:08

内山牧場キャンプ場 3日目

3日目



AM7:00


キーン・コーン・カーン・コーン・・・



例の町内放送のチャイムがぁ


この日はコイツで目覚めました。


そして前日とは打って変わっての晴天で


テントもタープもしっかりと乾かして撤収することができました。



セルフタイマーを使って親父も一緒にパチリ


キャンプ場を後にし、隣の神津牧場を軽く見学して


ソフトクリームを頬張り、家路につきました。


  




今回の内山牧場キャンプ場、


概ね私にはお気に入りの場所となりました。


だだっ広い草原の車の乗り入れ可のフリーサイトってかなりポイント高いと思います。


真夏は日陰がないのはつらいかも知れませんが、


春秋は暖かくてイイと思います。


遮光性の低いモンベルのビッグタープにはかなり快適な日差しでした。


荒船山を臨む眺望もイイし。


運が良ければ雲海に浮かぶ荒船山も見ることもできるようです。


それからココはライダーにも人気のようで


半分くらいはライダーのツーリングキャンプのようでした。


見ていてバイクを降り、小さなテントとタープをさっと設営して


こぢんまりとしたサイトを形成する様は


カッコイイですね~。


ちょっと憧れます。


そしてファミリーの方も某社のテントだけでなく色々なテントを見る事ができました。


ライダーのソロ、ライダーのグループ、ファミリーと


色々なテントとタープの色々なサイトの形成を見る事が出来ました。


広大な草原に点在するバラエティに富んだサイトを見る事ができるのは


広大なフリーサイトならではだと思います。






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10.13.12:53

内山牧場キャンプ場 2日目 荒船山トレッキング

2日目


AM7:00


キーン・コーン・カーン・コーン・・・


町内放送のチャイムが鳴り響きました^^;


まあ、起きてはいましたけどね。


しかし、テントの外は霧です。


濃霧です。





まあ、何にしてもテントもタープも昨夜の風雨に耐え無事元の状態をキープしているのを見て一安心です。


しかし、テントの下へ入れてあったチェアーの座面に水溜まりが・・・


タープの下もびしょ濡れになる横雨だったようです。



ちなみにこの日の予定は荒船山トレッキングの予定です。


キャンプ場からも前日見えていた荒船山はまったく見えません。


9時頃になってもまったく霧が晴れません。


気温も11度程度


ちと寒い・・・


加えて前日の雨で山はぬかるんでいるだろうから


行くべきか、


行かざるべきか・・・


某漫画の作者が滑落して亡くなってしまった山ということもあるし


悩み所です。


まあ、何にしてもこの日の昼食はおにぎりの予定なのでご飯を炊き、


そして、10時過ぎ・・・


ようやく霧が晴れてきました。


荒船山もばっちり見えるように。


霧が晴れると同時に気温も一気に上がり始めました。


ということで


GO!です。


雨具、おにぎり、水、おやつをリュックに詰め、


サイトを整理して出発です。



荒船山の登山口もキャンプ場から近くすぐに見つかり、


行塚山山頂は眺めはあまり良くないとのことで、とりあえず目標は艫岩と定め、


いざ行かん!



思っていたほどぬかるんではいませんが、所々ひどい所はやはりあります。


親父を含め、皆スニーカーです。


足下を泥々にしながら歩みます。


このコース


はじめはアップダウンしながら、さほどキツイ登りではなく順調に進みます。


そして所々目標の断崖絶壁の艫岩が見えます。


遙か遠くに・・・


当然娘共は


「え~」


とブーイング。


正直私もマジですか・・・


と思いつつ、娘共を叱咤しながら進みます。


この山は序盤はアップダウン


中盤はやや登り


終盤に険しさが増す。


こんな印象でした。


ひたすら歩き、終盤には


ロープをつたい、


梯子を登りと、


小学生にはちと厳しいかと思っていると


ブーングをしながらもひょいひょい身軽に上ります。


親父とは足の長さが違うというのに・・・


まあ、アスレチックのようなものかと納得しながら見守りながら進み、


なんとか艫岩到達です。


見事な眺望と


恐ろしい断崖を見下ろし、


記念撮影をして自分たちで作ったおにぎりをいただきました。





そして、やはり娘共のブーイングを受け


行塚山山頂は目指さずに下山してしまいました。


すいすいと順調に下り、


無事下山。


汗を流しに荒船の湯へ行きました。


キャンプ場へ戻ると先程の荒船山が良く見えます。


  


そしてゆっくりと休みたい親父に対し、


玉蹴りにつきあえと娘がせかしやがります。





山ではあんなにひーひー言っていたくせに、


元気なもんです。


  
↑側転大会のようです。


まあ、そんなこんなで夕食(鍋鍋うどん)を取り、焚き火をして・・・





親父も疲れていたので早めの就寝です。


ちなみにこの日は前日よりも気温の下がりが早く、


午後9時頃にはわが家のデジタルの温度計は


9.7度とついに10度を切ってしまいました。


つづく




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10.11.23:57

内山牧場キャンプ場

え~。


今回は、長野県佐久市の内山牧場キャンプ場へ行って参りました。


10月6日~8日の3連休での2泊です。


例によって10月キャンプということで嫁不参加の娘2人との父娘3人キャンプです。


こちらのキャンプ場、長野県と群馬県との県境あります。


そしてこちらのキャンプ場は元牧場ということで、


とっても広大な草原のフリーサイトのキャンプ場です。


車も乗り入れ可のオートキャンプ場で便利であります。


この時期の売りとして大コスモス園があるのですが、


ちょっと残念なことに先日の台風でほぼ散ってしまったとのことでした。


まあ、なにはともあれ広大な草原にムーンライト&ビッグタープHxを設営です。


   


吹きさらしの草原ということで風を警戒し、オーソドックスに設営です。


区画がなく、そんなに混雑している訳でもないので自由に場所を使えます。


フリーサイトっていいねって感じです。


MLの設営もすっかり慣れてきてスムース設営完了です。


張り綱しなくていいのはホント楽ですな。


見た目もスマートだし。


足掛ける要素も減るし。


  


全体的に傾斜が多いキャンプ場のため、大型のファミリーテントでは


評判では場所選びが大変とのことでしたが、


混雑期でなければそれほど気にしなくても良いと思います。





しかーし!


それよりも!



気にしなければ!



いけない事が!



このキャンプ場にはあったのだった!











は!





う   ○   こ




元牧場?


元?


確かに牛さんの姿は見えないが、


野生の鹿とか?


いつのモノかは分からないが、


新しいモノでもなさそうだが、


確かにう○こが存在する。


あちこちに!



最初に設営をしようとして、まずはタープを張りながらその存在に気付いた。


最初はちょっとぐらいなら取り除けばいいやぐらいにタープの設営を進めていたが、


だんだんあまりの多さにこれはいかんと場所を移動しました。


う○このないところを求めてじっくりと場所を見定めて設営しなければいけません。



まあ、それをクリアすれば大草原の気持ちのいいキャンプ場であります。


夕方になるとだんだんとキャンパーが増えてきました。


フリスピーやら玉蹴りやらをして、定番の焼き芋をしたりなんだりで


時間を過し、夕食(肉肉肉)を終え、焚き火をしているとポツポツと・・・



雨でーす



何だかも出てきましたー。



ということで初日は焚き火もそこそこに就寝でーす。



・・・・



夜、結構な風に吹かれました。


ムーンライト&ビッグタープになって


雨は前回、霧ヶ峰で体験したが風は今回が初となる。


ダルセパクトならクローズドにして、張り綱をしっかり張れば


ちょっとやそっとじゃどうにもならない自信があるが、


ヘキサタープの耐風性について自信がまったくない。


ヘキサの耐風性というかヘキサ初心者の


自分の設営技術にもあまり自信がない。


ムーンライトについても張り綱なしで基本OKとしながら、


強風の時は張り綱を取れるようになっている。


今がその時?


と思いつつ、張り綱などせずにとりあえずタープの各ロープの


張りを強く張っただけで寝袋へ潜り込みました。


時折テントがバタバタと震える音を聞きながら、


不安になりながらも、寝袋に入りゃ速攻意識のなくなる私でありました。




つづく。






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